段ボール革命 客が儲かる"箱"作り教えます ~ カンブリア宮殿

2010年11月25日放送 カンブリア宮殿からのメモ。

ゲスト:レンゴー 社長 大坪清 氏






さんま漁港の加工所 ~ 水揚げした直後のさんまを段ボールに詰めている
=> 防水加工が施されている。

最近は、段ボールが無いと輸送できない商品が増えている
=> 缶ビールは段ボールが無ければポピュラーにならなかった。

1年間に平均1人150個
再利用可能 => リサイクル率 98%

レンゴーは最大手 ~ シェア28%

四隅を切り落として8角形なった箱 ~ 強度大。ディスプレイとしても効果的
絶えずイノベーションが必要。

段ボール工場 => 全長100m の巨大製造機械。
卸す先は、工場から100Km 以内 ~ 輸送コストがかかると儲けが出ない。

いちご用段ボール => 衝撃に耐えるよう、パックを浮かせている。

段ボールの発明 =>1909年 井上貞治郎
ボール紙を波打たせただけのもの~電球等に利用
1920年に5社が合併 => 後のレンゴー
そのご、流通に欠かせないものに。

最近は、緩衝材に段ボールを利用。~ 以前は発泡スチロール
緩衝材は、一つ一つがオーダーメイド。
設計に合わせて機械で裁断 => 3分程で完成。

社員数 1万1000人、売上4574億円、8期連続増収

ワイン用の緩衝材も段ボールで。=> 落としても瓶が割れない。
1枚の段ボールから切って組み立てただけ。金具を全くすかっていない。

Cフルート 厚さ4mmの段ボール => 従来のAフルートより1mm薄い。

缶ビールの箱も様々に違う。段ボールの印刷がスーパーでの人目を引く。
レンゴーが手掛けるのは段ボールだけではなく、フィルムパッケージ事業にも進出。

セブンイレブンのおにぎり => 末広がりに開く。取り出しやすい。

東京品川に東京デザインセンター。表面にどのようなデザインをするかが重要。
商品の梱包のデザインも行う => 栗山米菓(ばかうけの会社)へデザイン提案
大人のばかうけ ~ ワサビのしずる感などを提案。

段ボールは包むだけのものではなく、情報発信のツール。
マーケティングやデザインを重視している。
アウトソースすると、自分の考えていることが伝わらない。

段ボール業界は中小が多い。=> レンゴーが買収してる。
業界の再編を考えながら実行。
レンゴーは派遣社員1000人を正社員に。

コストは5億円以上増加 => モチベーションの増加で会社としてはプラス。
差別はダメ。

大坪社長 => 住友商事に入社 そこから紙業界に出向
1988年、マレーシア勤務。
2000年、レンゴー社長に。

社員の待遇を改善すれば、必ず生産性は上がる
=> 3人目以降の子供の出産祝い金は100万円 ~ 延べ108人が受けとり

経営で一番重要なのは現場。いつも現場を回っている。

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