ハウステンボス ~ カンブリア宮殿

2012年 2月23日 放送 カンブリア宮殿からのメモ

ゲスト: HIS 社長 澤田秀雄氏






1997年 倉敷チボリ公園、1989年 グリュウック王国 (北海道)
当時は海外旅行に行く人が今より少なかった。リゾート法が後押し。
=> 現在は閉演

チボリ公園はアウトレットパークに(2009年閉演)

最も豪華だったハウステンボスも閉演の危機 (初期投資2200億円)
澤田氏が社長になって、開園後初の単年黒字化

長崎県佐世保市 1992年にオランダを忠実に再現して開業
初期投資2200億円はディズニーランドやユニバーサルスタジオより大きかった

バブル後に開業し、目標来場者数 400万人に一度も達せず危機に。
1000人のうち7割が佐世保市の雇用で地元に大打撃。

2010年2月12日 澤田氏による再建を開始
エイチアイエスの創業者 これまで数々の債権も手掛けてきた。

「3年で再建できなければ完全につぶれる」と檄をとばし、再建開始。

①負担を減らす
固定資産税など10年分の税金74億円の免除をもとめる

②驚きと感動で客を呼ぶ
アトラクションやイベントを 2.3倍に増やした。ここでしかできないことをやった。
冬の夜にも客をよぶ、「光のアートガーデン」
「3Dプロジェクションマッピング」建物が浮いて見える。

③異業種の力を使う
サウザントサニー号 ~ ワンピースとのコラボ

カウントダウンイベント 29100人 (前年の2倍に) => 開業以来初の黒字に

一度断ったが引き受けた。
日本の観光事業にとって良くない、佐世保の雇用にとっても問題

固定資産の免除は、雇用の維持のためにも必要だった。黒字化し始めたたので、10年とは言わず5年以内に再度固定資産材は払えるようになると思う。

・社員の意識改革
ペンキのはがれ、植木の枯れ、などは外部業者ではなく社員が自らすぐに対応するようにした。
指示されれば動くところまではきた、指示されなくても動くようになるところがゴール。
アトラクションも社員自らが考えるようになった。
=> アトラクションのチェックも幹部自身で細部まで (以前は幹部のチェック自体がなかった)

18年赤字で10年ボーナスが出てなかったので、元気はなかった。
リストラはせずにいかに元気にするかを考えた

・選択と集中
フリーゾーンと有料ゾーンに分割
歴史資料館だったところは英会話教室に => 将来的には修学旅行受け入れも
企業受け入れで光熱費の削減などの効果

長崎 ⇔ 上海間の1泊2日の観光船を就航
観光船の工事が中国人のモラルが低いこともあり遅れている。

現在は健康体に近付きつつあるので、もう少しのところまで来ている。

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