いまホテルが面白い 異色チェーン vs 老舗復活 ~ ガイアの夜明け

2010年11月2日放送、 ガイアの夜明けからのメモ。








赤坂プリンスホテル => 来年3月休館

最近、東京ではホテル戦争が過熱中。

APAホテル

・ロビーは高級感
・宿泊者は無料で入れる大浴場
・部屋をせまくして、客室は多め。ベッドは大き目
・料金は 5800円~

2007年の1月に耐震偽装問題で打撃。11棟のホテルを営業停止に。
補強工事を行い営業を再開したものの、風評などもあり、信用が失墜。

それから今年(2010年)は、80名の新卒社員を採用・内定式。
耐震偽装問題が逆に躍進のきっかけに。

幕張プリンスをAPAグループが132億円で買収

会議室フロアを露天風呂付きの大浴場に改装
48階にネットカフェを設置。
8月の稼働率が93.2% 1000室以上のホテルとしては、驚異的な数字。

39年間一度の赤字も、一度のリストラも行っていない。

現在、2万室から4万室へ => 支配人教育が必要

APAホテル社長 元谷氏 
1971年、信用金庫職員から注文住宅の販売会社を立ち上げ
バブル期に、保有する不動産を高値で売却
バブル崩壊後、下落した土地を安値で購入。ホテル事業に。

耐震偽装問題発生時、銀行が新規融資も、借り直しもダメ、債務すべての返済を求めてきた
債務返済のために、不動産を大量売却(たまたま不動産が高値の時期だった)
350億の余剰資金ができた => 都心に19か所の土地を自己資金で購入

土地安い、建築費も安い、金利も安い => 今こそが絶好のチャンス
土地の買収交渉は、即断即決。

頂上戦略・・・日本の中心 (都心3区、千代田、港、中央区)でトップに立つことをグループに通達
六本木には、来年10月に開業予定

浅草で、最大のライバル東横インがいる目の前にホテルを建設中
(ライバルがいるところには客がいる、スカイツリーが見える)

東京であれば、あと20~30のホテルを作っても大丈夫
外資ファンドもこれから参入を考えているところが多い
現在は100年に1回のチャンス

・キャピトル東急ホテル 
1963年開業
ビートルズの宿泊、マイケルジャクソン、三木おろしの舞台などの老舗

Mr. シェイクハンド => コンシェルジュ 加藤健二氏
独自の顧客リストを作成、1万人の顧客の名前を覚えた =>お客さんが好き

コーヒーハウス ORIGAMI
パーコー麺 => ラーメン屋に行く時間が無い政治家のために作ったメニューが名物・看板に

2006年に老朽化のため解体

ORIGAMI は赤坂東急プラザで営業を継続
コンシェルジュ 柿沼氏 => ペ・ヨンジュン来日時に給仕。そのサービスが有名に
新生キャピトル東急で再開

超高級ホテル戦略(1泊6万円以上) => 280人が開業準備に
競争相手は、外国資本のブランド、日本では初。

時間と空間と人間(じんかん)を大事にするサービスを目指す

開業8日に予約率28% => 急激な円高が逆風、外国人の予約が入らない

・超高級エステ
・総料理長が特別料理 

を提供するなどのアイデア。

開業後10月の稼働率 36.4% => 厳しい船出



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このページは、が2010年11月 4日 10:00に書いたブログ記事です。

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