中国の起業家、成功への道のり







私のグループが実施した世界の技術育に 関する調査研究によると、インド人と中国人の95%以上が高度な教育を受けておらず、しかも教育を受けた場合も、実社会で必要とされるスキルを身につける までにはアメリカ人よりもずっと時間を要していることがわかった。たしかにアメリカのティーンエージャーはアルバイトをし、人と交流し、パーティーもす る。しかし彼らが生み出す自立性と社会性のスキルは、社会に出た時に大きな強みとなる。実験し、規範に挑戦し、リスクを負うことを学ぶ。はじめから革新し ているのだ。
実は起業家としての資質は、こういった「実社会で必要とされるスキル」のほうが大事だったりするというのには同意する。日本の教育もむしろこういったことを歓迎しない教育制度になっていると思う。

しかし中国の事情は急速に変化している。この国では人々の起業家精神が非常に高まっている。そしてSara Lacyがここここに書いているように、欧米技術の模倣を脱したものも出始めてきた。革新が始まりつつある。Comptonはこの起業家精神の流れを正確に記録した新しい作品、Win In China: China's Entrepreneurial Explosion[仮題:「中国で成功する:中国起業家精神の急成長]を作った。そこでは中国の資本主義経済への急激な推移が描かれ ― 同国の起業家たちがその先陣を切っている。
こういったことが中国国内で生まれつつある反面、日本ではほとんどそういったムードが出てこないことが問題の気がする。

中国起業革命の重大さについては完全に同意見だ。そして、私たちの子供たちが心配しなくてはいけないことについても意見の不一致はない。国際競争力で中国 人(およびインド人)たちがわれわれの子供たちが脅やかすだろう。どこで起こるにせよ革新が増えるのは良いことだが、アメリカは東から昇る力との厳しい競 争に晒されることになる。子供たちには技を磨き、世界市場について学び、中国やインドの技術を模倣する時代に備えるよう仕向ける必要がありそうだ。
日本の記述が全く出てこないのはさみしい。


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このページは、が2010年11月 9日 01:11に書いたブログ記事です。

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