鈴与株式会社 ~ 賢者の選択

2010年11月28日放送 BS-TBS 賢者の選択からのメモ。

ゲスト:鈴与株式会社 鈴木与平社長







静岡高校出身 高校時代はバレーボール

7代目鈴木与平の長男として1941年静岡生まれ
県立静岡高校 => 慶応大学経済学部卒 => 東京大学経済学部卒
鈴与入社後 日本郵政に出向

Jリーグの清水エスパルスの会長も兼務
永く続く老舗企業。代々同じ名前を受け継いでいる。

日本郵政では、コンテナ船などの仕事を行う。

鈴与は1801年創業。塩を運ぶ廻船問屋。明治に問屋制度がなくなり、廻船事業から港の荷役事業に。
そのうちに東海道もとおり、石炭の売買(エネルギー事業)を始めるきっかけに。

清水港を中心とした港湾事業で発展。
物流事業、商流事業、建設事業、食品事業、情報事業、地域開発事業、航空事業 を展開。
鈴与グループ140社 => 多角化

1974年 鈴与にもどる。オイルショックのころ。=>大変な時期。

創業以来初めての赤字
=> 人の問題。古くから続いているため、会社としての管理ができていなかった。情のつながりで、知らないままに雇われていた人間がいっぱいいた。

これから明治維新と同じような変化がくる。変化に対応しなければならない。

鈴与の200年の歴史は、変化に対応してきた歴史ということを社員に伝えている。どのように変化に対応するかの態勢を整えることが大事。

航空事業に参入 、富士山静岡空港が開港

中央と地方の文化格差 => 地方と地方が手を握って、文化を共有できればよい。

航空事業は逆風だが?  => 地方も自立をしなければならない。
フジドリームエアラインズを開業。
以前から航空関連の物流や防災ヘリコプター関連の事業はやっていた。

学生時代は航空部に所属していたので、人脈はあった。
適正タイプの機体と出会ったことで、エアライン事業への参入を決断。

FDAの路線 => 地方と地方を結ぶエアライン。

LCC とは違う路線でいくつもり。=> 料金がリーズナブルではない。
信頼できる料金設定をして、運航したい。

大手が飛ばない路線を飛びたい。=> 競合が少ないところを選んで飛ぶ。

航空事業のコスト => 人件費、燃料費、税金
~ 大きな要素のうち、コントロールできないものが多い。

航空機燃料税 ~ 1トンで26000円 => 羽田の維持のために使われている。
地方空港でも税負担が大きい。~ 税金が非常にかかる事業。

来年までには、黒字に持っていきたい。

変化に対応する
=> いい方に変わるとは思えないが、日本はこれから本当に大変な時代。多民族国家がしのぎ合う時代。本当にしっかりしないといけない。変化を怖がらずに受け入れていく。

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