成熟市場で急成長の自転車チェーン あさひ下田進社長~ カンブリア宮殿

2011年1月14日放送、カンブリア宮殿からのメモ。

ゲスト:株式会社あさひ 下田進 社長

関連:常識を破る流通革命 ~ 財部ビジネス研究所
http://www.entrepreneurialstudy.com/diary/2010/11/post-16.html

「サイクリング」流行の兆し。

・自転車で「江戸六地蔵回遊プラン」30Km程度を1日で回る。
・経済的な理由から自転車通勤をする人も増えている。
・家族サイクリングに行く家族など

自転車販売台数 ダントツで1位 => サイクルベース あさひ
世界で唯一の上場している自転車屋






・埼玉 三郷市 ~ サイクルベース あさひ 三郷店
広い店舗、豊富な品ぞろえ、自転車1000台が展示。=> 他にない品ぞろえ、次々と売れていく。
226店舗 年間販売 100万台以上 (国内の1/10以上の販売)

年間売上260億円の9年連続増収。東証1部上場。 => 世界唯一の上場自転車屋。

顧客の数は常に気にする。単価などよりも客の数。

下田流集客術
・ピカピカの床
・ぴかぴかの自転車
・独創的レイアウト 壁の陳列 => 見やすいように斜めにずらしてある
・迅速作業ピット => 空気入れやドライバーがぶら下がっていてすぐに使えるようになっている。

修理は真っ先に行う。客を待たせない ~ パンク修理は10分以内
すべての工程をガラス張りに。

390円でサンキュー点検 => パーフェクトな状況で帰ってもらいたい。プロとしての使命。

自転車店 ~ 20年で3分の1に激減。
量販店 ~ 専門の技術スタッフがいない。

仕入れた自転車は分解された状態で納品 => 組み立てで大きな差が出る。

社員に業界団体の認定資格を取得させる
=> 自転車安全整備士・自転車組み立て整備士

自転車の年間販売台数 950万台
・量販店 7割
・専門店 町の自転車店(1万2000店) 2割
・専門店 プロショップ(1500店)
・あさひ 1割

30年近く前にホームセンターの台頭。画一的な売り方には問題がある。
20年ほど前から自分の思う店にしようと思って始めた。

サンキュー点検はある店長がやりたいと言ったことで始まった。
チェーン店というのが面白い => いい知恵がすぐに広がる。

「地域の自転車店」をしっかり守ることを徹底する。

大阪の門真でスタート ~ おもちゃ販売を始めた。
大手スーパーでおもちゃは売れていた => 全く売れなかった。
自転車屋に転換 => とにかく自分を売り込むために、毎日挨拶をした。

おもちゃを売るより商売の実感があった。=> 地域で必要とされる店でなければならない。

20年目にチェーン展開を開始。
現在は220店舗
2010年5月 ~ 中国1号店を開店。

顧客がくる条件 => 客の要望はすべてイエスから入る。

自転車を深く勉強した => 20年経って「これならいける」という実感があった。
40年やってようやく見えてきたものがある。

撤去される自転車、年間230万台以上
~ 自転車に愛着を => 独自ブランドによる自転車開発。中国で委託生産。

中国の工場 = 海外のトップブランドも利用。
欧州の厳しい安全基準にも適合する基準で作っている。

サラリーマン向け自転車 => 裾が汚れない、サドルが動く(鞄を入れる)など
子供向け自転車 => サッカーボールがはいるかご

20年前、自転車は斜陽産業だと言われた
=> ものづくりは量がいる => 自分たちの作りたい自転車を作りたいから店を増やしていった。

10周おくれだけども、今先頭に立っている。 => 顧客に一番近いものを売っている。

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