中国 上海に新たな食文化を!若い起業家の挑戦 ~ 財部ビジネス研究所

2011年1月22日放送 財部ビジネス研究所からのメモ

美食大国 中国 => 上海だけで日本企業100社以上が進出
失敗して撤退する企業も多い。成功した企業からその秘密を探る。






好き、嫌いにかかわらず中国とは向き合わなければならない。

上海で成功している企業3社を取材。

成功している会社の特徴
・経営者が若い
~ 若い人が日本に出ないことが問題になっているが、成功している人は外に出て行っている。

・中国語を駆使している
~ 現地の人とのコミュニケーションをしっかりと取っている

万博を開催した上海 ~ 記念写真を撮っている人が高級な一眼レフカメラを構えている
=> 若い人に熱気がある。

長寧地区 => 日本人が多く住んでいる

・SPARK
北海道のスープカレーの店 2010年4月オープン  北海道情報のフリーペーパー(現地語)を配布
従業員 12人が中国人(内陸出身) 日本人は一人だけ
現地の日本人向けに始めたが、中国人の顧客も増えている
映画で北海道が紹介されて、中国国内での北海道の認知が上がっている。

野菜の現地調達、調味料が難しかった => 1か月ほど探し回ってようやく調達先が見つかった。

そもそも中国にはカレーの文化がない。まだ実験中。日本人で反応を見ている状態。

・シェ シバタ
高級洋菓子のお店 ~ 実は上海ではあまり高級な洋菓子がなかった。
国内で岐阜多治見市など3店舗 => いきなり上海に。上海こそが経済の一等地。
中国人11人、日本人2人の従業員。

日本と同じクオリティのものができるの?
=>同じものは絶対できない。水がそもそも違う。上海クオリティのものを作っている。

結婚式の引き出物で口コミで広がった。
=> 日本の駐在の奥さんが買っているものだから安心だという口コミ

中国ではまだ珍しいポイントカードを発行。誕生日などの顧客情報を入力してもらう

売上がどんどん上がっている。最近は現地の方からの売上比率が高い。

・コラボ衝山店
日本人が作ったイタリアンレストラン COLABO が人気
2003年 上海開店
黒木論一 オーナー 東京電気大学卒で飲食店の経験はなかった。
仕事で知り合った上海出身の中国人、銀座で飲食店をやっている人と3人でやることを決めた。
出店準備をしているころに、SARSで大打撃 => 家賃が下がった
最初のころはほとんど客が来なかった。

日本からイタリア経験のあるシェフをスカウト。
=> 1年で中国語をマスター 厨房には日本人は一人だけ。発注も自分で中国語でやる

上海生まれの創業者の役割も大きかった。
日本式の挨拶などの接客などは徹底させている。
上海では2,3人前を大皿で提供する
=> 大勢で食卓を囲むことが多い。現地の文化も観察したうえでスタイルに合わせて提供する。

・上海での成功のポイント
日本の高いクオリティーを提供し、中国のニーズを見極め取り入れる
経営者自ら現場に立ち、中国語でコミュニケーションをとる
中国人従業員を評価する
信頼できる中国人パートナーを見つける

中国語がしゃべれることが非常に重要 => コミュニケーションの最低限

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