未来工業創業者 山田昭男氏 ~ カンブリア宮殿

2011年 1月20日放送 カンブリア宮殿からのメモ。

ゲスト 未来工業創業者 山田昭男氏






岐阜県 輪之内町 未来工業

暗い社内 => 廊下は真っ暗。「触るなバカ」などの張り紙。
蛍光灯は自分の真上しか使ってはいけない。=>蛍光灯には名札
コピー機は社内に1台。

社長が出社したら、裏紙をチェック。
ドアノブは使わない => 改造
ゴミ箱は新築祝いでもらった壺

夏はランニングとパンツで過ごしている。

蛍光灯に名札を付けるのは節約することを体で覚えてもらうため。

カンブリア流 経営のキーワード
・社員にやらされ感がない
・現場社員が自立し判断
・ノルマ・残業なし
・徹底的な効率化
・「ないものがない」品揃え
=> すべてそろった会社はほとんどない。しかし、未来工業には全部ある。

電気スイッチ の壁の裏側にある商品 => 未来工業の商品 スライドボックス
家1件に40~50個ある => これの8割が未来工業の製品 電気設備メーカー

年商255億円 赤字は一度もなし。

開催中の演劇のチラシを張るボード
=> なんでも差別化することが必要

若い時に劇団にのめりこむ。
34歳のとき父の電線メーカーを首になる => そこで未来工業を作った。

ジョイントボックスを作った => 小さな会社が勝つためのアイデアを必死に考えた。
台座とねじを固定しながらつけなければならなかった => 小さな突起をつけてねじが落ちないようにした。

スライドボックスのねじ穴を4つにした => 他者は2つ
スライドボックスにアルミをつける => 検知器で簡単に壁の向こうのスライドボックスが見つけられる
穴あけ機 => 検知してきれいな穴が開けられる。

スライドボックスは 85種類 => 「65種類」といったら社員に怒られた 社員が勝手に作る
地味な商品でもたくさん作ることで感動を生む

4人から始まった。工夫をしなければ大手には勝てない。

未来工業にないもの
・タイムカードがない
・ノルマがない
・残業がない

未来工業の平均給与 601万円 <=岐阜県の平均よりかなり高い

「常に考える」という標語が会社のいたるところに張ってある。

アイデアをどんどん社員に出させる。
年間1万4000件のアイデア => 出すだけで 500円もらえる
良いアイデアには報奨金

「常に考える訓練」をすることが大事。
小さなアイデアを大量に出すことで、大きなアイデアが生まれる

給料というのは分け前をもらうこと => 分け前がほしかったら考えろ

達成感、うれしい、が大事。それを経験させることが必要。
上からは命令禁止。命令がないから考えるしかない。

社員旅行はエジプト クイズ満点で1年休み
5年に一度、社員全員で海外旅行
年間休日 140日、労働時間7時間15分(1日)

休み時間はクラブ活動 => 全社で70のサークル
社員の満足度が高い。工場にはパートがいない。全員社員。

社員には先に人参を当たればよい。

転職者は非常に楽しんでいる。

仕事以外の楽しみを持ってほしい。それが仕事に生きる。
残業して寝るだけだったら、食って寝るだけだったら他の動物と一緒だ。

ライフワークバランス => ワークライフバランスでワークを先にしたら、バランスが取れるわけがない。 豊かな人生がやる気を生む。

他の企業は怖がって未来工業のまねはできない。日本の経営者はマイナス思考が好き。大企業は全部横並びで情けない。

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このページは、が2011年1月25日 15:45に書いたブログ記事です。

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