嵯峨野観光鉄道 ~ カンブリア宮殿

2012年 5月3日放送 カンブリア宮殿からのメモ

ゲスト: 嵯峨野観光鉄道社長 長谷川一彦氏






嵯峨嵐山をはしる観光トロッコ列車が今大人気
7.3Km を25分かけて運行

トロッコ嵯峨駅が始発 年間100万人が乗車
かつてはダメ路線

嵯峨野観光鉄道 社員 38人、パート37人
元JR西日本のエリート 左遷されてこの会社に来た

高い天井にシャンデリア、ゴミ一つ落ちていないフロア

トロッコに窓がない特別車両(ザリッチ)、座席は木で座り心地は悪いが臨場感がある
乗客が遅いという速度(25Km/h)も狙い
春には桜のトンネルもある
降りた駅の喫茶店で幹部社員によるマジックショー

①テーマの明確性 ~ 今日の四季を味わう
②値ごろ感
③アクセス
④もてなし
⑤継続した投資

クレームはある、苦言については最大限気を使う

乗客数の目標を達成した日には大入り袋を社員に配る
中身は1000円、昨年は104回だした

神戸大学大学院卒業後 1971年国鉄入社、1987年JR西日本
1990年 嵯峨野観光鉄道社長に就任 左遷と思った
旧 JR山陰本線 => 観光路線としての再生計画をスタート
資本金2億円 鉄道と路線を作ると 100万円 しか残らない
3年やってダメだったら廃止という感覚

沿線の整備、トロッコの運転、営業
1991年4月27日 開業 => 初年度に69万人(目標の3倍)
3年目は低調になる確率が高い。
あきられないために絶景をつくった。木をたくさん植えた
何とか安定 =>  鉄道以外の関連収入が伸びている

ビジネスマンの成功の反対は失敗ではなく「何もしないこと」

自社女性の運転手を育成中、切符切りのバイトだった女性
やっと自前で人を育てるという雰囲気になってきた

最初はハングリーなところから始めるのが努力する要因となる

-- 他のローカル線 --

山形鉄道 フラワー長井線
高校生の乗客が大半
少子化により 乗客が開業時の半分 1億円の赤字
方言ガイド で乗客増 年間2万人

和歌山電鉄 貴志川線
2004年に廃線の危機
ねこを駅長にしてアピール

いすみ線
2008年 廃線の危機
さくらと菜の花がきれい
キハ52号 日本で唯一の古いタイプの車両を導入
鉄道マニアなどが集結

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僕は社長だ、僕は部長だでは良くなるはずはない

日本最大級のジオラマを作って敷地内に展示
ジオラマの電車を、実際に使われていたブルートレインの運転室で運転できる



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