三光マーケティングフーズ ~ カンブリア宮殿

2010年12月2日放送、カンブリア宮殿からのメモ

ゲスト: 三光マーケティングフーズ 社長 平林実氏






東方見聞録、金の蔵、月の雫などの仕掛け人。270円均一の居酒屋が大ヒット。

新宿歌舞伎町 => 安い居酒屋が増えている。
280円均一などの看板が増えている。激しい激安均一競争。

店内は大盛況。

三光マーケティングフーズ
2010年6月決算、売上263億円(前年比4.6%増)、営業利益26億円(前年比8.6%増)
値段での満足感が非常に高い。

本社は池袋。集合住宅のような場所。すべて地下フロア。
545人が地価の窓一つないオフィスで働く。=> 付近の地価の8分の1。
大会議室は駐車場。エアコンもない。

厨房などは全くの未経験者でもOK。調理のマニュアルも簡単。
キッチンは外国人も多い。

ビールサーバーなども機械化。
焼き鳥は、串を機械に差し込むだけ=>串ロボ
ピザはチーズをかけて網に載せるだけ。

新メニュー開発 => 原価計算は、1円の100分の1まで。社長自らダメだし。

寿司メニュー => いくらの量がすくない。
軍艦巻きをはじめから海苔を巻いて納品することで時間短縮
=> 工場と交渉 スケールメリットが大きいため価格は非常に安くても契約
=> いくらを7粒増やすことが可能に

「安いから少ないのでは」というお客さんから先入観を持たれるのはいや。

ユニフォームは買い取り制 => 自分のものだから大事にする
質素な本社 => 単純に安いから
なぜ270円なのか? => 顧客を観察した上で「このあたりがステージだろう」

毎晩ウォーキングシューズで街を歩き、出店場所を探す。
ドミナント戦略 => 集中的に店を出し、その地域を支配する。
歩かないとだめ => 現場感覚を集める。

東京大田区生まれ 大学卒業後外食産業に
マクドナルド、スカイラーク近代経営が必要 => システマティックに飲食店を出していくことが必要。

当初は 280円の牛丼でヒット
1984年 だいこんの花 をオープン
90年代 個室の居酒屋 東方見聞録でヒット => 若いカップルに相席を求めた時の反応でひらめき。
客単価が高い店としてヒット
2000年 月の雫 でヒット
2008年 これまでの客単価の高い店を 270円居酒屋に

集中出店で共倒れにならないか?
=> 当然ある。しかしどうでもよい。ある程度マーケットの深いところでやらなければならない。広く浅くではない。

見に行こうとか目的ではなく、ただ歩くだけで見えてくる。
お客さんが入ってなんぼ => お客さんから生かせてもらっている。

居酒屋は「スケールデメリット」になりつつある。
大きい居酒屋も小さい個人の店も顧客が評価する。

本質は、よりいいものを、よりおいしく、より楽しくということ。

キッチン酒場 金の蔵 => 全品270円 の「全品」が消えた店。
ビールを飲みながら、イタリアンケーキも食べられる。 => 次の戦略を次々と出していく

自分たちは常に提案して行く立場。

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