総年商4兆円!謎の巨大流通組織CGCの正体 ~ カンブリア宮殿

2011年6月16日放送 カンブリア宮殿からのメモ。

ゲスト CGC グループ代表  堀内淳宏氏






千葉県行徳 = スーパー激戦区
地元スーパー セレクション ~ 千葉に6店舗 他の店舗より1~2割安い
CGC ブランドの牛乳も扱っている。カレーや、豆腐、納豆などもCGCブランド。

CGC => Co-operative Grocer Chain
共同で食料品を扱うチェーン

まとめてやった方がよいものはまとめてやりましょう、という組織。
「スケールメリット+独自性」

CGC 227社 グループの年商は4兆円を超える、イオンやセブンアンドアイ以上の売り上げ

・商品の共同配送
・一括調達

サケの扱い80億円 => 日本で一番サケを買っているとも言われる
大手メーカーは中小スーパーには直接卸してくれれない。

父親が三徳という店を経営 =>近くに大手が進出した。値段も安く、調達先も卸してくれなくなった。

共同で仕入れるグループを始めた。
=> オイルショックでも仕入れが滞ることがなかった ~ 拡大のきっかけに。

タイに食肉加工工場を新設

CGCの目的は「地域スーパーの生き残り」
地元で育てられたスーパーが自分にできないことを共同でやらないと生き残ることすらできない。
大手と戦うための武器を持とう。敵は大手、中小同士で争っても仕方がない。

・プライベート商品の開発
メーカーのブランド商品より安い。大手メーカーも協力してもらえる。
No1 ブランドであれば名前をあえて変える必要はない。

CGC はとにかく会議が多い。
惣菜デリカ全国開発会議 =>全員が一国一城の主で、地域性もかなりあるため意見がかなり割れる。
80%がOKと言ったらGo!!

自主性を持つことが必要。
緩やかな連合というのは、世界最先端なのかも。

よく集まって、話し合うということが非常に大事。

・業界の3分の1ルール
賞味期限3年のものだと、メーカーの出荷は1年以内、小売りでは2年以内に売らなければならない。
今回のような食糧危機が起こると、業界内で緊急対応のための備蓄ができない。

CGC加盟店 マイヤ (陸前高田にも展開)も今回の震災で大きな被害。
16店舗中6店舗が被害。被害のなかった店舗は2時間後には開いた。

CGC は震災マニュアルを用意。物資は滞らなかった。

雇用の問題は発生。
パートは一時解雇。雇用の維持が難しくなった社員はCGCの他社でも受け入れも。

CGCには220人の責任を持った社長がいる。

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