ヤマト運輸 ~ カンブリア宮殿

2011年10月13日、20日放送 カンブリア宮殿からのメモ

ゲスト: ヤマトホールディングス 会長 瀬戸薫氏






2代目社長 小倉昌男 氏 経営学

宅急便の誕生 35年前
・1個から取りに行くスタイル
・コンビニでの取次
・時間指定
・携帯端末の利用(荷物の追跡)
・クレジットカード、電子マネーも最近は利用可能
=> すべてヤマトが始めた

現在の年商1兆2300億円

セールスドライバーの教育 エリアを担当させる
「サービス第一」「世のため人のため」という理念は徹底させる。

物流ターミナル 全国71か所、13億個の取扱量

1919年創業 大口輸送に乗り遅れ
2代目社長が反対を押し切り小口運送に着手。現社長もこのプロジェクトチームに。

「需要家の立場に立って考える」

営業所の数は郵便局や中学校の数より少なく、警察署の数(1200程度)の数にした。
顧客は再配達30分以内でないとストレスを感じる。警察署もそれと同じ程度のスピードが求められる。

1980年代 スキーブーム => スキー板が宅配の対象外
長野支店のドライバーが提案、試しにやってみたところ高反応。
ゴルフ宅急便も開始 => 5年で黒字化

みんなが赤字だと思っている事業で黒字になるとうれしい。
宅急便は自分で需要を作っていない。お客さんから需要は生まれる。宅急便は手伝いをしているだけ。

主婦は午前10時までの在宅率が高い => 不在だとロスが大きい。
老齢のアルバイトスタッフ、女性のスタッフの採用 => 在宅率が12%アップした。
少数精鋭 => 「少数の精鋭を集める」のではなく「少数にすると精鋭になる」

ネット買い物をすると、ライバル佐川のほうが多い。ビジネス用途では佐川がリード。
巻き返しを図っている。

在庫管理から配送までをヤマトで担当。酒のかわちや等が利用。温度管理、数量管理等も行う。
=> 都内なら最短5時間で届く。

被災地に130億円の支援。民間企業としては異例の規模。

宅配車は歩道側から乗り降り。運転席から荷台には直接行ける。
=> 現社長らが設計。

クール宅急便 => 客のクレームから
車載冷蔵庫ではなく保冷剤を使用して宅配 => 現在は車載冷蔵庫

クレームはニーズの裏返し

2008年には、初めて取扱個数が前年を下回った => ムカデ経営を開始

ムカデ経営
・最後まで面倒を見る => 配送だけでなく設置まで行う
・修理品の回収 => Canon はやめんて
・なんでも運ぶ => 落としても割れないパッケージ。ビーズ入りの風呂敷。

最高の配送を実現しようとすると、包装資材も外部に任せるわけにはいかない。

大槌町で社会福祉協議会と連携して買い物難民への買い物代行サービスを開始
=> 送料は社会福祉協議会が負担

考え抜くことで勝てる。




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